長らく受注停止となっていたスズキ「ジムニー ノマド」が、改良モデルとして復活するとされる。最大の変更点は安全装備の刷新で、最新の「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」採用により運転支援機能が拡充される見込みだ。一方で価格は一律292万6000円となり、5速MTで27万5000円、4速ATで17万6000円の上昇が示されている。
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受注停止が続いた「ジムニー ノマド」が改良モデルとして復活する見込み
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安全装備が「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」へ進化し、車線逸脱抑制などを追加
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4速ATにはACC(全車速追従)や後方誤発進抑制を搭載、5速MTはACCの全車速追従なし
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新色「グラナイトグレーメタリック」追加、バンパー形状も変更
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価格は一律292万6000円、MTで27万5000円/ATで17万6000円の値上げ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 292万6000円(改良後・一律) |
| 価格上昇幅 | 5速MT:+27万5000円 / 4速AT:+17万6000円 |
| エンジン | 直4 1.5L NA「K15B」 |
| 最高出力/最大トルク | 76kW(103ps)/6000rpm、131Nm/4000rpm |
| トランスミッション | 5速MT / 4速AT |
| 燃費(WLTC) | 5速MT:14.8km/L、4速AT:13.5km/L |
| 申込/発売(記載情報) | 抽選申込:2026年1月30日〜2月28日、発売日:2026年7月1日 |
1. マイナーチェンジ概要(いつ・何が変わる見込みか)
改良モデルの主眼は先進安全装備の強化にある。従来の「デュアルカメラブレーキサポート」から、検知性能を高めた「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」へ刷新されるとされ、ジムニー/ジムニーシエラ/ジムニー ノマドで安全システムの足並みがそろう見込みだ。
また、価格は改良を機に一律292万6000円へ統一され、従来存在したMTとATの価格差は解消されるとしている。
2. 外装デザインの変更点(予測)

外装では、クロームの縁取りとガンメタリック塗装を採用した専用グリルが特徴とされる。5ドア化されたボディはジムニーシエラをベースに中央部を延長し、後席用リアドアのスペースを確保しつつ、悪路走破性に配慮した設計と説明されている。
さらに、新しいセンサー配置に対応するため、ナンバープレート上部の形状が異なるバンパーを採用した点も変更点として挙げられる。ボディカラーには新色「グラナイトグレーメタリック」が追加される。
3. 内装・装備の進化(ディスプレイ/コネクティッド/快適装備など)
内装では、メーターディスプレイがモノクロからカラーへ変更され、多彩な情報表示に対応するとされる。加えて、コネクティッドサービス「スズキコネクト」に対応し、オプションの9インチディスプレイオーディオ装着時にリモート操作や走行データ記録などが利用可能となる見込みだ。
居住性では、ホイールベースを340mm延長し後席まわりを拡大。後席ヒップポイント移動などにより膝周辺スペースや乗員間距離を広げ、長時間移動の快適性を高めたとしている。ラゲッジ容量は通常時207L、後席収納時331Lとされ、3ドアモデルより荷室床面長も拡大する。
4. パワートレイン(ガソリン/HEV/PHEVの整理)
パワートレインはガソリンのみの構成で、直列4気筒1.5L自然吸気「K15B」を搭載するとされる。最高出力76kW(103ps)/6000rpm、最大トルク131Nm/4000rpmで、悪路走行に必要な低回転域の扱いやすさを意識した設定と説明されている。
トランスミッションは5速MTと4速ATを設定する。
5. 走行性能・シャシー(サス/4WD/E-Four等)
駆動方式はパートタイム4WDを採用し、2H(後輪駆動)/4H(4輪駆動)/4L(4輪駆動低速)の3モードを選択可能とされる。悪路での脱出性を高める「ブレーキLSDトラクションコントロール」は全車標準装備としている。
改良では、吸気口の改良、アルミ製オイルパン、専用フライホイール、樹脂製燃料タンクなどの採用により、被水・雪・飛び石への対策を強化したとしている。
6. 安全装備(Toyota Safety Sense等)
安全装備の要が「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」の搭載だ。新機能として「車線逸脱抑制機能」が追加され、意図しない車線逸脱を抑制するとされる。
運転支援では、4速ATに「アダプティブクルーズコントロール(ACC)全車速追従機能付」を採用し、5速MTは「ACC全車速追従機能なし」としている。また4速ATには「後方誤発進抑制機能」も追加され、後退時に障害物を検知し強い踏み込み時に出力を抑制する仕組みが説明されている。
さらに全車に「リヤシートリマインダー」を標準装備し、後席の置き去り防止に配慮する。
7. 価格予想・グレード構成(上昇幅/レンジ)
改良後の価格は一律292万6000円とされる。従来モデルは5速MTが265万1000円、4速ATが275万円で、改良後はMTで27万5000円、ATで17万6000円の上昇となる。
価格上昇の主因は最新安全システムの採用に加え、原材料価格の高騰によるものと説明されている。
8. 競合比較と日本市場での位置づけ(CX-5/ZR-V等)
同価格帯の一般的なコンパクトSUVとして、トヨタ「ライズ」やダイハツ「ロッキー」が200万円台前半で展開されている点が比較として挙げられている。一方、ジムニー ノマドは本格オフローダーとしての性格が強く、ラダーフレーム構造や本格4WD機構を備える点で一般的な都市型SUVとは立ち位置が異なる。
装備面では先進安全・運転支援の強化が進むことで、従来の「悪路専用」から日常域での安心・快適性を重視する層にも訴求を広げるモデルとみられる。
9. まとめ(結論:何がポイントか)
改良型ジムニー ノマドは、安全装備を大幅に強化し、運転支援機能や日常の安心装備を拡充することで商品力を高めたモデルと位置づけられる。価格は最大27.5万円上昇するが、最新のセンサー式衝突被害軽減ブレーキやACC、車線逸脱抑制、後方誤発進抑制(AT)などの追加を踏まえると、内容面での変化は大きい。
一方で、本格オフローダーとしての基本骨格(パートタイム4WD、ブレーキLSDトラクションなど)は維持されており、「実用性の高い5ドア」と「走破性」を両立したいユーザーにとって注目の一台となりそうだ。
※本記事は現時点で入手可能な情報および予測に基づいて構成されています。実際の仕様・価格・発売時期については、メーカーの正式発表をご確認ください。


